ジスロマックはマクロライド系の抗生物質に分類されます。グラム陽性菌やペニシリン系、セフェム系では効果がなかったマイコプラズマ、クラミジアなどという細菌にも効果を発揮し色々な細菌に効能を発揮するので、多く使われています。

匂いが気になる性感染症にジスロマックとビタミン

ジスロマックは、性行為感染症だけで無く、肺炎やインフルエンザウイルスにも有効な抗生物質であり、免疫力の低下により感染症の発症や再発が引き起こされるので、免疫力を高める為にジスロマックと合わせてビタミン剤が処方されるケースがあり、尿道炎や子宮頸管炎、クラミジア、淋病などの治療に処方されています。
クラミジアは、日本国内で最も感染者数の多い性行為感染症であり、感染菌が上行し尿道炎や膀胱炎などの感染症を誘引する事で感染菌が大量に増殖する為、尿や性器の匂いが自覚出来るほど酷くなるケースが多々あります。ジスロマックは、従来の治療薬とは異なり1回の服用で治療を終える事が出来るので、匂いや痛み、痒みなど違和感を感じたら早急に医療機関で検査を受け、少しでも早く服用し軽度のうちに完治するべきです。又、ジスロマックは、ペニシリン系抗生物質やセフェム系抗生物質にアレルギー症状があらわれる患者に投与出来るほど、アレルギーが少ない抗生物質です。
ジスロマックは、大きな環構造を持つヘテロ環式化合物であり、15員環マクロライド系に分類される抗生物質です。ジスロマック作用機序は、蛋白合成開始複合体リボゾーム70Sの抗生物質50Sサブユニットと呼ばれる部分と結合する事でペプチジルtRNAの働きを鈍化させ、菌のタンパク鎖の伸長を抑制し菌の増殖を阻害します。ジスロマックは、特殊な製剤法マイクロスフェアにより従来の治療薬の様に胃で分解される事無く、ゆっくりと腸で薬剤を放出し続ける為、胃部の不快感などの副作用の解消に加えて、血中濃度の半減期が68時間以上と非常に長く効果を維持し続ける効果があります。又、ジスロマックは、エリスロマイシンの分子構造に窒素原子を組み込んだ事で、感染細胞内の薬剤濃度が血中濃度の10倍~100倍となりより効率的に作用します。